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繋がる [気になる(興味・関心・ツボ)]

LINEマンガで偶然読み始めた成田美名子さんの「花よりも花の如く」。
お能もの。(で、通じるかしら)
これが面白くて、現在ハマっており。
目が痛くなるほど読んでます(目薬させ〜)

子方から能役者として生きる憲人くんと言う青年の話なんですけれど、
舞台に、その世界にどっぷり、まっすぐ進む姿勢と、人柄(包容力)。
舞台にとどまらず、時に世界的視野、それとの向き合い方に惹かれて、止まりません(目が痛い。目薬させ)

たまたま再来週、薪能を観る予定にしていたのですが(リアルな予定)、
このマンガで舞台の裏側。
面をつけると視野が極端に狭く、鼻の穴から周りがわずかしか見えないこと。舞台には必ず3本の松が植えてあり、柱があるものなのですが、それを目印にすること。
能は申し合わせ(ゲネプロと言うか、1回合わせただけで本番)1回、舞台は1回(1回公演)で行うとか、
薪能(野外の舞台)の大変さとか、
目からウロコの、お話がたくさんありまして、
知らなかったことをたくさん知って、
私今まで本当に気合を入れて見ていなかったと、目を開けたまま寝てしまったこともあったとここに告白。(だってだってクラッシックの音楽も同じだけど、アルファー波が出ているのか眠くなるんだもの)
これではいかんと、心を新たにしたのです。
演じる側も観る側も一期一会。
機会は大事にしようと思います。

で、全然違う話にもつながります。
憲人くんが海外公演先で幼馴染に再会。
そこで幼馴染の本名を知り、「未来少年って感じ」と何回も言う。
「どう言うこと?」と思って読み進めると最後に名前の読みが「コナン」であると判る。
そっか「未来少年コナン」ね!

コナンといえば、今は別マンガのコナンくんですが、
私にとってコナンくんといえば「未来少年コナン」(40年以上前にNHKで放映していたアニメ)のコナンなのです。
うわ〜この漫画家さん好きだ〜。

ハッ!そういえば、ジプリ美術館の企画展は「未来少年コナン」だった。
これ観にいかなくてはと思ってたんだった
と、思い出し、ローソンチケット予約(ジプリ美術館の予約はこれで取る)で空いている日を探し始めました。

ここのところ、いろんなことが色々繋がる。

ちなみに「花よりも〜」はスピンオフとして始まったらしいので、その元マンガも読みたいな〜と思っております。(目薬は2本常備しております)

***
追記:読んでるマンガ能役者の憲人くんが主人公の「花よりも〜」ですが、読み進め、
現在テレビドラマのサスペンスものに出演することになり、目下その話の真っ最中。
憲人くんは現代劇のドラマの作り方に戸惑いながら、実生活も演じている役を引きずりつつあるほど没頭中という段階。

そこでふと思い出した。NHKの朝ドラに主人公の弟役で出ていた子役さんは、確か狂言師のお家の子だった。
なんだっけかな〜京都の漬物屋さんの話で。そうだ「京、ふたり」!
その弟は、しっかりした可愛い子で、ドラマ中で少し口ずさんだ歌がものすごく澄んで上手だった。
子役にありがちな妙な癖(やりすぎ感)がなく、素直な演技がかえって新鮮で、本当に京都に行ったら漬物屋さんの息子さんとして生活していそうな。そんな感じでした。

当時、気になっていたら、新聞の日曜版か何かでとても大きく取り上げられていて、その子が狂言のお家の子と知ってすごく納得したのでした。
狂言のお仕事で地方へ泊りがけで行くことも多く、自分のことは自分でやる。よって(?)お裁縫が得意みたいなことが書かれていた様な。
ウンウン。芋づる状に出てくるぞ。人間の記憶って不思議。普段忘れていても、どこかに記憶されているんだなぁ。きっかけがあると出てくる。

「京ふたり 子役」で、検索してみると狂言師の茂山逸平さんと判明。
その後、いろんなドラマにも出ていたんだ。
そして検索して知った、成長した姿は、記憶していた姿と全然違っていた(そりゃそうだ30年以上前のドラマだもの)

そして、プロフィールを読んで納得。
京都生まれの京都育ち。
だから誰よりも違和感なくあの京都が舞台の話に、現実感と存在感を持って溶け込んでいたのですね。起用されたのも今になって判る。
彼が「お母さんが作ってくれた厚めの千枚漬けが好き」と言ったことから新製品の開発にお姉ちゃんが着手するって話だった様な。
ドラマの記憶は曖昧だけど、良い芝居をする人は大人であれ、子供であれ、ずっと記憶に残るものだなぁと思った。
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