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追加しながら考える [考える(いろいろ)]

また、この表を更新する日が来るとは...と、昨日新たに3件追加した表。
その表の名は「新型コロナのため中止払い戻し一覧」
チケット手配していて中止、延期になった舞台やコンサート、イベントの一覧。

チケットが発券前か後か(それによって手続きが違う)、返金手続き&返金確認(これもまた手続きが様々)
表にしないとわけがわからなくなる。
ちなみに昨年は2月末から8月末までの半年間で15件あって、中止&返金が14件。
1件は11ヶ月延期となって先月末に公演が行われたのだけど、これがまた悲しいことがありました。
三人分のチケットを手配してくれたお友達が自分のチケットを紛失。

チケットは各自が持っており、私の場合はチケットは封筒などに入れず裸にして必ず財布に入れておくと決めているので、チケットがヘロヘロになりながらも紛失を免れたのだけど、その習慣で運よく無くさなかっただけ。
11ヶ月の延期でも手配は1月だったので1年以上もチケットを各自持っていないといけなかったこととなるので紛失した人も多かったのではなかろうか。

今回は手配してくれた本人の紛失なので、コンビニ発券されたチケットにもその人の名前が入ってるし(並びの席の私のチケットにもその人の名前が入ってます)、連番なので席番号も確実にわかってる。チケット手配手続き完了のメールもあるし、本人確認はいくらでもできるのに、本券が無いという理由で、その子は会場まで来ながらも観られませんでした。

本券が無い場合は入場できないのは、確かに決まりは決まり。
ただ、以前はこういう時に「お忘れ券対応」というものがあったものなのです。
今はより厳しくなったようでいかなる理由があろうとも本券がないとダメとなったらしい。

今回は演劇ではなくコンサートであったのだけど、コロナ禍で出演者(指揮者)変更。
中止ではなく延期になるからと返金対応もなかった。
1年近く延期になるなんて誰も予測してなかった。
そして主催側の塩対応(クレーマー扱い)。

悲しすぎる(TーT)

お友達が座れなかった席。その空席に胸が痛み過ぎた。
チケットも高かった。チケットにかかる料金というものはチケット代だけではない。システム手数料&発券手数料もかかっており諭吉超えのお値段。さらりと忘れられる額では無い。

主催者も様々な事情はあるのでしょう。しかし、今回は事情が事情。観客側になんの救済も無いのは辛い。
今回は延期が1年近く先で、その日時が決まったもの何ヶ月も経ってから。
と、なればチケットを無くした方も一人や二人じゃなかったと思います。
それを「(チケットを)無くさず持っている方もいるので」という一言で片付けられ、その人達もこんなに悲しい思いをしたのかと。

例えば、チケット代をもう一度とりあえず全額支払ってもらい(預かり金)仮券の発行。
開演5分前になって該当席の空席確認が出来たらそこに座ってもらう。
終了後仮券を回収、預かり金の半分を返金(残りはその対応の手数料として主催者側がいただく)。
ってのは考えられなかったでしょうか。つまり痛み分け。
ダメですかね?終わっちゃったけど。

***
「新型コロナのため中止払い戻し一覧」は手続き未完了はセルの色付けなし。
中止のため手続き&返金完了したらその行を黄色に、延期開催しそれが終わった時は青にしているのですが、そのたった一つの青い1行を見ながら、また色々思い出してしまいました。
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