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吉例顔見世大歌舞伎 [観る(舞台・映画・絵画 他)]

なんとこの4日間で3回目の観劇。キュキュっと集中しておりますね〜
なんというのですかね。コロナ禍で思うように観られなかったことへの反動でしょうか(汗)

今日は歌舞伎「吉例顔見世大歌舞伎」の3部。
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11月だけ正面入り口の上に櫓が組まれてます。
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&今日は旗日(勤労感謝の日)なので日の丸も揚ってました。

演目は「花競忠臣の顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)」
名前や設定はやや違うのですが、忠臣蔵をベースとしたお話です。
なんだかんだ言っても情と忠義の話、日本人って忠臣蔵好きですよね。

話の初めは夢の中の話で、そのあたりは私も夢の中に入りそうな感じ(つまり寝てしまいそう)だったんですが(食事してから行ったのでお腹いっぱいでw)

現実の話となり、
仇討ちをすることを告げずに大事な人にお別れにくる場面からもう芝居の熱量が違う。
こちらも目がぱっちり!引き込まれて行きました。

お兄さんに別れを告げに来た源蔵(中村福之助)は、留守なので帰ろうとすると義姉(笑也)にばったり会う。
寄っていくように言われるが、酒瓶を渡し、空になったらその瓶を形見と思ってくれと告げる。
後ろを向いて泣く姿に、義姉は何か予感めいたものを感じる。雪の中不安げに振り返る義姉の構図。
シンプルな情景がとても印象的。

亡き殿の奥方(尾上右近)に別れを告げに来た大星由良助(歌昇)は、襖の後ろに間者がいることを察して、
暇乞いに来た。仇討ちなんてしない。殿の短慮が原因で民は困窮している。これから都へ行って一般人になる。命は惜しいと言って怒らせ、プチっとキレた奥方様に殿の位牌でバシバシと殴られる。怖っ。
間に入って止める局(猿之助)

仇討ちを成功させるため、誤解されても口をつぐむ浪士。
なんとも力の入った良い芝居を観ました。

***
余談:今日はよく食べたw
まずは「銀座伴助」で腹ごしらえ。
彩り3種干物定食(サバ、赤魚、縞ホッケ)。締めはだし汁でお茶漬けに。
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開場時間まで、時間があったので歌舞伎座地下のタリーズへ。限定柄の鳳凰と隈取り。
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終演後はお茶。星乃珈琲店へ。
IMG_1586.jpgスフレパンケーキ。美味しい!
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