観劇納め

空気はひんやりしておりますが、今日も晴天です。
新型コロナ、オミクロン株が少し増えつつあるのが気になるところではありますが、
大きな事故や事件もなく、穏やかな年末です。

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昨日は恒例の公演で観劇納めてまいりました。
ここ数年私の観劇納めにしておりますのは「る祭」。
「シンるひま　オリジナ・るミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る！！』」（名前が長いな）
の明治座公演です。

若手俳優（この辺が曖昧）が年末にオリジナルミュージカルを公演。
「明治座」と「る・ひまわり」がタッグを組んで企画10年（＝公演は11回目）だそうで。
１部歴史ミュージカル（１幕＆２幕）と２部ショーという構成。
演出は原田優一さん。
元々は公演のゲストだったのですが、いつの間にか演出を手がけるようになりました。

とても緩～い感じの雰囲気で、私はどこかお楽しみ会的なこの公演が好きなのですが、「なんだかちょっと掴み所がないな。」と感じるところもあった様な気がします。

しかし、今年は突如変わった。
歌、上手い！脚本、上手い！、盛り上げる！、笑させどころあり！、泣かせどころあり！
遊び心あり！（鳩だが）、伏線を張った話をちゃんと回収する！

今回は鎌倉時代もの。
W主演の源頼朝役の内藤大希さんと北条義時役の平野良さん、木曾義仲役のspiさんの歌がまず良い。
陽キャラの頼朝と陰キャラの義時の描き分け。同志としての信頼と友情。頼朝と義経の不器用な兄弟愛。それらががうまく盛り込まれて、そこに義時の弟時房が雷に打たれて鳩と体が入れ替わるとんでも展開なんぞもありw
そして、話の終わりが最初につながる。終わり方もまとまりがあり、観終わった後に心地よさが残る。

１部が終わった時、「全てちゃんとしてる。特に歌ウマがこんなに揃って、信じられない出来...ここ帝劇だっけ？」という感じで、
休憩時間には興奮のあまり、「このDVD買う（当然未販売）」と、宣言。
さらに毎年スルーしていたパンフレットを買い、２部のショーに備えて12色発光のライトを買い求めるという事態に。おいおいどうした自分。

今まで「るひま」の公演で興奮したのは、休憩時間にキャラクターのルー君の着ぐるみが3階ロビーに登場した時くらいだったのに（そこか）

は～　回数は重ねてみるものね。脱皮に立ち会えた様な気持ち。

あ。ただショーはいつものグダグダ感w でもこれこそが通常運転だと思うと逆にちょっと安心感w
そして、ギリギリのネタもありまして、「人魚アリエナイによる『パートオブ庶民ワールド』」は海の王子とアリエルならぬアリエナイにより「あり得る」「あり得ない」の応酬。
2021年ならではの時事ネタでもあり、またあの某カップルをやや揶揄したネタなので多分DVDには収録できないかと思われます（大汗）
面白かったけれどね。

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毎年一緒に観るお友達たちと、終わってすぐに串揚げ＆串焼き屋さんで打ち上げ。

最初に空きっ腹にお酒を飲んだのがよくなかったのか、終盤にお手洗いに立ち上がった時酔いが回って、あれ、あれ、クラクラ。なんだか変だぞ状態に（ご心配をおかけいたしました）

お店を出てからコーヒー屋さんを探してしばらく歩いていると、急にシャキーンとした。
覚醒。酔い覚ましの秘孔でも自ら突いたかw（脳裏に前日観た北斗の拳の余韻w）
ま。涼しい風に当たって歩いたらアルコール分が分解したってのが本当のところだろうけどw

かくして、本年の観劇は納めました。
今年もコロナの影響で例年より本数は減っておりますが、それでも感染者少なくなってきたここ数ヶ月は、元のペースに戻りつつあります。

来年はどんな年になるのでしょうか。
とにかく健康であることは宝。健康がまずあっての日常、お楽しみ、仕事。
健康に留意しつつ、無理せず、無茶せず、でも頑張りどころは頑張っていきたいと思います。（決意）

来年、寅年。
笑顔が多い年となります様に！