反芻中 [聴く(コンサート 他)]
3日前(22日)「TipTap 15rh ANNIVERSARY CONCERT」に行ってきました。
ミュージカルと言えば、大手劇団か、または翻訳物の版権を買って、音楽、衣装そのままに企画興行するのが日本のミュージカル界の主流の中、
TipTapさんは小粒ながらピリリと辛い味のあるオリジナル作品を世に送り出している劇団。
15周年だそうで、そのオリジナル作品のオリジナルの曲の数々を2時間休憩なしで出演者たちが歌うコンサート。
コロナ禍の今、エンタメ界はギリギリ間際で中止になった作品が多く、このコンサートも中止になってしまうのではないかとドキドキしながら当日を迎えました。
そして、無事に幕が開き、聴くことが出来ました。
結果。すごく良かった。
生で、同じ空間の空気を伝わって耳に届く歌声は、本当に全然違います。(感動)
いい時間だったなぁ。反芻中。
作り手+表現者。両者の想いがとっても伝わる、
大変良いコンサートでした。
空気を伝わり、全身で音楽を感じる生の凄さ、
そしてみなさんの素晴らしい個性と歌唱と表現力。
その中でも、印象に深く、深く残ったのは、
白木貴美子さんの「人生は物語」、石川禅さんの「ただ見つめている」。
1曲の中に1本の作品を観たかのよう。
引き込まれ、瞬きも、息するのも忘れた時間でした。あの、空気感。シーンが見えて来る歌芝居の力。金縛り状態(語彙力なくてすまん) 生で聴ける喜び。同じ時代に生きてて良かったと思いました。
帰りにセットリストが配られたのですが
全員で歌う曲に「みんな」と書いてあったのがツボでした。
「全員」より「みんな」の方が柔らかくて優しいw
みんなの方が全員より幅広く感じる。
言葉のチョイスって大事!
***
コロナ禍を意識して作ったのではないかと思うくらい、現在の状況に当てはまる心に刺さる歌詞がたくさんありました。(15周年ですからコロナ禍を意識して作ったわけではないのですが)
ブワ~っと心の中に言葉のカケラが響いて持ち上げられる。
人類のピンチ、未知のウイルスに命を脅かされる今の時代にこんなに合うキーワードとメッセージが沢山含まれていたとは。
生、死、人生、選択、
人生は有限で、毎日が選択の連続、自分で選択し自分がなりたい自分にならなくては!
「今を生きよう」と、思いました。
結論:なんて言いますか…エンタメの力ってすごいな。
***
余談:
いつも、あまり考えず、力まず、心のままキーボードを叩いて文章にしています。
どう書こうとかあまり考えないし、思考とアウトプットが同時って感じ。
あとでふと読み返して、「意味不明。もっと説明したい」って時には追記みたいな感じかな。
それなのに今回のコンサートの感想は、消化して腑に落ちるまで時間を要しました。文章がまとまらなくてボツにしようかと思ったくらいw
受け取ったものが大きすぎて、整理に手間取りましたw
歌は上手に正しく歌えば良いというものではない、その中の伝えたい「芯」「真」に表現者がどこまで迫れるかってことなんだなぁと。
今回の出演者はそれが出来る人達だなぁと。
日が経って記憶は徐々に薄れても、自分の中に残したものが大きいコンサートでありました。
***
メモ:
2021年5月22日(土)17:30開演 ヒカリエホール ホールA
出演
石川 禅 彩吹真央 海宝直人 廣瀬友祐 白木美貴子
神田恭兵 染谷洸太 石田佳名子 池谷祐子 岡村さやか
平川めぐみ 中村 翼
相澤祥子 高瀬雄史 麦嶋真帆
演奏
Key 小澤時史 Gt 成尾憲治 Ba 戸枝航平
Drs 長良祐一 Reed/Sax 山口宗真
スタッフ
作詞・演出 上田一豪/作曲・音楽監督 小澤時史
美術 柴田麻衣子/照明 関口大和(ASG)/音響 高橋秀雄(Entr’acte Inc.)
舞台監督 上田光成(ニケステージワークス)/演出部 高瀬雄史 角田萌夏/美術製作 三井優子
ミュージカルと言えば、大手劇団か、または翻訳物の版権を買って、音楽、衣装そのままに企画興行するのが日本のミュージカル界の主流の中、
TipTapさんは小粒ながらピリリと辛い味のあるオリジナル作品を世に送り出している劇団。
15周年だそうで、そのオリジナル作品のオリジナルの曲の数々を2時間休憩なしで出演者たちが歌うコンサート。
コロナ禍の今、エンタメ界はギリギリ間際で中止になった作品が多く、このコンサートも中止になってしまうのではないかとドキドキしながら当日を迎えました。
そして、無事に幕が開き、聴くことが出来ました。
結果。すごく良かった。
生で、同じ空間の空気を伝わって耳に届く歌声は、本当に全然違います。(感動)
いい時間だったなぁ。反芻中。
作り手+表現者。両者の想いがとっても伝わる、
大変良いコンサートでした。
空気を伝わり、全身で音楽を感じる生の凄さ、
そしてみなさんの素晴らしい個性と歌唱と表現力。
その中でも、印象に深く、深く残ったのは、
白木貴美子さんの「人生は物語」、石川禅さんの「ただ見つめている」。
1曲の中に1本の作品を観たかのよう。
引き込まれ、瞬きも、息するのも忘れた時間でした。あの、空気感。シーンが見えて来る歌芝居の力。金縛り状態(語彙力なくてすまん) 生で聴ける喜び。同じ時代に生きてて良かったと思いました。
帰りにセットリストが配られたのですが
全員で歌う曲に「みんな」と書いてあったのがツボでした。
「全員」より「みんな」の方が柔らかくて優しいw
みんなの方が全員より幅広く感じる。
言葉のチョイスって大事!
***
コロナ禍を意識して作ったのではないかと思うくらい、現在の状況に当てはまる心に刺さる歌詞がたくさんありました。(15周年ですからコロナ禍を意識して作ったわけではないのですが)
ブワ~っと心の中に言葉のカケラが響いて持ち上げられる。
人類のピンチ、未知のウイルスに命を脅かされる今の時代にこんなに合うキーワードとメッセージが沢山含まれていたとは。
生、死、人生、選択、
人生は有限で、毎日が選択の連続、自分で選択し自分がなりたい自分にならなくては!
「今を生きよう」と、思いました。
結論:なんて言いますか…エンタメの力ってすごいな。
***
余談:
いつも、あまり考えず、力まず、心のままキーボードを叩いて文章にしています。
どう書こうとかあまり考えないし、思考とアウトプットが同時って感じ。
あとでふと読み返して、「意味不明。もっと説明したい」って時には追記みたいな感じかな。
それなのに今回のコンサートの感想は、消化して腑に落ちるまで時間を要しました。文章がまとまらなくてボツにしようかと思ったくらいw
受け取ったものが大きすぎて、整理に手間取りましたw
歌は上手に正しく歌えば良いというものではない、その中の伝えたい「芯」「真」に表現者がどこまで迫れるかってことなんだなぁと。
今回の出演者はそれが出来る人達だなぁと。
日が経って記憶は徐々に薄れても、自分の中に残したものが大きいコンサートでありました。
***
メモ:
2021年5月22日(土)17:30開演 ヒカリエホール ホールA
出演
石川 禅 彩吹真央 海宝直人 廣瀬友祐 白木美貴子
神田恭兵 染谷洸太 石田佳名子 池谷祐子 岡村さやか
平川めぐみ 中村 翼
相澤祥子 高瀬雄史 麦嶋真帆
演奏
Key 小澤時史 Gt 成尾憲治 Ba 戸枝航平
Drs 長良祐一 Reed/Sax 山口宗真
スタッフ
作詞・演出 上田一豪/作曲・音楽監督 小澤時史
美術 柴田麻衣子/照明 関口大和(ASG)/音響 高橋秀雄(Entr’acte Inc.)
舞台監督 上田光成(ニケステージワークス)/演出部 高瀬雄史 角田萌夏/美術製作 三井優子
2021-05-25 23:19
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