SSブログ

ホールか技量か [観る(舞台・映画・絵画 他)]

「ジェイミー」3回目。
東京公演中日を過ぎて、それぞれが生き生きと輝いて、笑って、泣いて、心揺さぶられ、熱くなり、時にしみじみと...
とても良い作品となっています。

感染のピークがまだ見えない状態の新型コロナ第5波目。
場合によってはいつ中止になるかもしれないという状態の中での上演。
色々な不安もあると思うが最後まで走り抜いてほしい。

場内、マスクは鼻まで覆う、おしゃべり禁止、飲食禁止(蓋のついたペットボトルでの水分補給はOK)、1列ごとの規制退場と、ちょっと修行っぽいが、それだけ感染対策は念入り。
客側も心得たもの。協力して頑張ってます!
IMG_6812.JPG
***
さて、今日は手配した手持ちチケットで多分、一番良い席。
生声も聞こえるようなセンターブロック前方。
それプラス想像で補完されるのか、セリフが聞き取れないことへのストレスは減った。
3回目にしてやっと。

何故か学校のシーンの会話となると掻き消されるように何言ってるのか本当に聞き取れない。
音が前に出ず横に流れてウニャウニャしかわからない。
実にもったいない。
初日はマイクの音量とその調整のせいかと思い、2回目は演じ手の力量の問題かと疑い、そして3回目にして、もしやこのホールの問題?と思い当たった。

最新設備の新しいホール。しかし、かなり評判が悪かった。それは見え方の問題なのかと思っていたのだけど。
音響バランス?スピーカーの位置?逆に後ろの方がちゃんと聞こえるという友達の報告もあり、
ぜひ早急にチェックして欲しいと思った。(その際は、そのホールで見慣れた人、聞き慣れた人より、予備知識のない真っ白な状態の人に確認してもらった方が良いと思う。見慣れた人・聞き慣れた人は脳内補正しちゃうから)

私のお隣は初見の方だったらしく、終わったあとお連れの方に「全くセリフが聞き取れなかった。」と言い、それに対してお連れさんは「でも、想像でわかったよね」と言っていたので、
やはりこの聞き取りにくさ、自分の耳のせいではなさそう。

生で聞いて、しかも日本語なのに(爆)分からないなんて、こんなストレスはないぞ。

ホールのせいかどうかがハッキリするには地方公演へ行って、別ホールでは聞こえるか確認すれば良いのでしょうけれど。それは本末転倒だしねぇ。

メッセージ性のあるとても良質な舞台となっているだけに、本当に惜しいなぁと思うのでありました。

***
余談:開演前に残念な報。
古川雄大さんのコンサート「古川雄大The Greatest Concert vol.1 -collection of musicals-」が本人コロナ感染のため全10公演全て中止とな!
うわわわ。

お友達に誘われて2度ほどライブに伺ったことがありますが、ゴージャスな容姿なのに、本当に素朴さの感じられる青年で、そのギャップに驚きました。擦れてないというのかなぁ。マイペースでポワポワして、俺様感ゼロ!
何食べて育ったらこんなに真っ直ぐに育つんだ?環境か?と、思い、また機会があればぜひ生でと思っていたので、今回もコンサートに行く予定でした。

スケジュールもあり、日にち変更でというわけにもいかないのでしょう。
ここはもう、とにかく無理をせず、しっかり療養して元気になっていただくしかないです。
nice!(0) 

崩壊 [考える(いろいろ)]

昨日、ニュースで「都内では今月、(新型コロナ)症状の悪化などで救急車を要請しても、63%については受け入れ先が見つからないなどの理由で、搬送されなかった。」と、報道されていて、
やっと現実が見えてきた。

東京の病院の数を考えたら、入院どころか63パーセントも搬送すらされないって、もうこれは「このままでは医療崩壊する」ではなく「もうしている」って事なんだと思う。

ワクチン接種を加速化しても、
2回目が終わって2週間が過ぎなければ有効な抗体ができないと聞くし、
このままでは東京都は新規感染者6000人突破が先か抗体出来るのが先かって事だと思う。
予想では6000人突破が先なんじゃないのかな。どう見ても。

昨日、ツイッターで、東京で一人暮らしの大学生の息子さんがコロナで自宅療養中だが容態が良く無い。が、搬送してもらえない。このままでは死んでしまう。自分の感染も覚悟し車で迎えに行き家に連れて帰り、地元で入院出来る道を探す。というツイートがあり。切迫した状況を感じました。

一人暮らしで、買い物にも行けず、まともに食事もできず、お医者さんにも診てもらえず、容態が急変したら...と思ったらそりゃ親としては居ても立っても居られずそうなると思う。
その反応はと言えば、ほとんど「わかります」「自分でもそうします」「親だもの当然です」の声。
が、その中で「その距離の移動は本人にも負担です(100キロを超える距離だそう)。お母さんが息子さんの家へ行き看病することは出来ないのですか」と言う冷静な発言やら、「看病のためのシャワーキャップや使い捨ての食器も用意した方がいい」と助言する人も出てきて。
どちらの言い分もとってもよくわかる。

すでにそれが良いとか、悪いとかの問題や段階じゃないんだよね。
もう、どうやったら助けられる命を救えるかってところに来ている。

これが普通の時なら「感染者を都外(or県外)に移動させちゃダメ」って方向の反応になるんでしょうが、
「絶対死なせない。なんと言われても助けにいく。」って言われれば、もうそれしかないのかもという段階に来ている。

国も都も市町村も頼れない。これはもう本当に災害に等しい。

***
余談:
マスクの種類も昨年までは特に指定はなかったのですが、
デパ地下や劇場では不織布マスクを利用してくださいと書いてあるところも出てきた。
予防も検温&手指消毒だけではなく、もう一段踏み込んだお願いにしないと効果がないんだろうねぇ。

マスク不足も昔の話。いつでも買えるようになった。
今、電車に乗って見かけるのは、布やウレタンではなく、ほぼ不織布マスクですね。
飛沫をほぼカット出来るから。
nice!(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。