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SHOWTIME [観る(舞台・映画・絵画 他)]

何を見せてくれるのだろう?
知らなくて当然。
内容は一から考えたという米倉涼子さんと城田優さんプロデュース&演出のショー。

ミュージカル「シカゴ」に本来なら本場ブロードウェイで出演し、8月にこの会場シアターオーブで凱旋公演(コロナ禍で中止)を行うはずだった米倉さんが、「何か出来ないか」と企画したのが始まりらしい。
つまり、どんなショーだかわからず観に行きましたw

結果、すごく良かった。本当にスペシャルなショーでした。
幕間(休憩)なしの100分の予定が、伝えたい思いが溢れたのか120分!
休みなく繰り広げられる高難度のダンスと歌の世界。

うわ。これ観られて良かった。
ほぼ満席の客席を見るのも久しぶり。
どんな状況でも道はある。
エンタメの底力を感じました。
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***
演出:城田優 米倉涼子
振付:大澄賢也
音楽監督・指揮:上垣聡

出演:米倉涼子、城田優、森崎ウィン、JKim、大澄賢也、青山航士、碓井菜央、尾関晃輔、加藤さや香、神谷直樹、田極翼、中嶋紗希、伯鞘麗名、橋本由希子、福田えり、松出直也、三井聡
スペシャルゲスト:前田美波里

***
セットリスト:
Overture
Willkommen
(ウィルコメン『キャバレー』より)
MEIN HERR
(私の愛するあなた 『キャバレー』より
Rich Man’s Frug
(リッチマンズ・フルーグ 『スウィート・チャリティ』より)
I GOTCHA
(アイ・ガッチャ『ライザ・ウィズ・ア・“Z”』より)
All I Care About
(オール・アイ・ケア・アバウト 『シカゴ』より)
We Both Reached for the Gun
(ウィ・ボース・リーチド・フォー・ザ・ガン 『シカゴ』より)
Roxie
(ロキシー 『シカゴ』より)
With You
(ウィズ・ユー『ピピン』より)
Corner of the Sky
(コーナー・オブ・ザ・スカイ『ピピン』より)
Blackbird
(ブラックバード/ビートルズ)
Steam Heat
(スチーム・ヒート『パジャマゲーム』より)
Mr. Bojangles
(ミスターボージャングルズ『ダンシン』より)
No Time at All
(ノー・タイム・アット・オール『ピピン』より)
*前田美波里出演回
Cabaret(キャバレー 『キャバレー』より)
*中尾ミエ出演回
If My Friends Could See Me Now
(今の私を見せたいわ『スウィート・チャリティ』より)
Nowadays〜Hot Honey Rag
(ナウアデイズ〜ホットハニーラグ『シカゴ』より)
Falling Slowly
(フォーリング・スローリー『ONCEダブリンの街角で』より)
The Wall in My Head
(頭の中の壁『ジェイミー』より)
The Impossible Dream
(見果てぬ夢『ラ・マンチャの男』より)
Imagine
(イマジン/ジョン・レノン)
Hallelujah
(ハレルヤ/レナード・コーエン)
SHOW MUST GO ON
(ショー・マスト・ゴー・オン/オリジナル 作詞:城田優、作曲:城田優、UTA)

城田優さん!やはり舞台は彼にとって水を得た魚!
プロデュースも演出もオリジナル曲も担当。さらに出演(歌とダンス)。なんとマルチな。
芸能人にありがちな「自分が自分が」ではなく「みんなで、チームで」そして、「全員が輝く」という目標&気持ちがすごく伝わってきた。
0番(センター)に立てる存在でありがながら、端まで目が行き届くその器。
確かに演出家向きの性格でもあるなぁと感じました。
そんな城田さんの姿に、殺伐とした今の時代に疲れた心が潤いました。

そして森山ウィンさんにほっこり。
ウィンさんの繊細で柔らかい歌声は、良い持ち味。
徳永英明さんの世界観に柿澤勇人さんを内気にしたような感性をプラスしたような歌の世界も心地良かった。(わかりにくい例え?)
不器用な王子ピピン役も、自分探しに悩むジェイミー役もピッタリハマりそう。
これからの活躍を期待しています。

前田美波里さん。
ビバさんのかっこよさに惚れました。
いや、この方のチャーミングさとオーラは凄いです。
動き、トーク、美脚、
イキイキ。キラキラ。本当に72歳!?信じられない。

大澄賢也さんのフォッシー・スタイルのダンスの素敵なこと!
ダンスが上手いのはもちろんなのですが、歌がさらに上手くなっていたことにも驚きました。
いくつになっても成長期!(前回観たのはアナスタシアかな?)
本当に素敵に歳を重ねてらっしゃる。

JKimさん。この方の歌はダントツに上手い。ものすごい魂を感じる。
もうちょっといろいろな歌を聞いてみたいと感じました。

米倉涼子さん。
米倉さんは、スタイル良すぎだろう!
8頭身?いや、9頭身?
そして、くるくると変わる表情、表現力。そしてものすごいダンススキルでした。
オペラでその表情を見てしまうと、そのあと一瞬も見逃せなくなる。
惹きつける力がハンパない。
一言で言えばエネルギーの源ような。磁場。噴火口。いや。例えが下手すぎだなこりゃ。
実に男前です。(女性だけど)

***
余談:私がこのショーを観にいくと呟いたSNSをキャッチし、お友達が終演時間に(と、言っても延びたんだけど)会場周辺に来てくれました。
目的は最高級長芋の手渡し!w

ここまで持ってきてくれるとは。申し訳ない。
この後の予定はないと言う事なので一緒にお茶して、LOFTでいろいろな商品を見つつお買い物。
駅前で「じゃ。これ」と手渡されたその重さにビックリ!

も、もしや。こんなに重いものずっと持って待っててくれたりお買い物してたの?
中には長芋の包の他に、玉ねぎ、ジャガイモ。
ごめんね〜重かったよね〜

長芋は持ち運びしやすいように3等分してくれていました。それぞれ丁寧に新聞紙に包まれておりまして。
これ元はどのくらいの長さになるのかな?
と、並べてみてビックリ!
長っ!そして見るからに立派。
私がスーパーで買うそれとは全く別次元です。

ありがとう。ほんとに嬉しい。
焼いて、煮て、酢の物もして、あ。ぬか漬けもしよう。

長芋パワー確かに受け取りました!

今日聴いたショーのオリジナル曲の中に「どこにいても一人じゃない」という一節があるのですが
なんだか実感した日となりました。
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コレクション [考える(いろいろ)]

100年以上経ったものがアンティーク。
未満はヴィンテージと分類するらしい。

コロナ禍で、いろいろなお店が撤退する反面、新たにオープンするお店もあって、
通り抜けによく利用するビルの地下街にパイプとコーヒーに特化したお店ができていました。
この店の前の店って何だったっけ?(もう忘れている)

新しいお店、パイプには縁がないだろうから、入ることもないだろうなと思っていたら。
あ。店先にヴィンテージもののコーヒーカップが並んでいる。
そのほかはかなり大ぶりの灰皿やマッチ。これまたヴィンテージものを思われます。
こういうもののコレクターっているのですよ。
お店は新しいし、パイプ関連グッズも新しそうだが、こういう古いものも取り扱ってるんだ。

店先のデミタスカップに目がとまりました。
細長い小さいタイプ。濃いめのコーヒーをグビッと飲むためのそのカップには、
そのイメージとは真逆な可憐なお花が描かれていてそのギャップが面白い。

冷製スープをちょっとだけ飲むって時にも似合いそう(いや。そんなもの作らないだろうが)

バックスタンプはNittoroyal RC Japan。
Nittoroyal →Nitto=日陶=日本陶器(現ノリタケ)
ですかな。
多分50~60年くらい前のものかな。使用感はないが。

10秒迷って(短かっ!)お買い上げ〜。

食器棚の中のお皿を寄せて、場所を作る。
もともと昔から家に存在する昭和の器もあれば、100円ショップのチープな現代ものもあれば、今回のように『これ好き』を見つけてお迎えするものもある。
混在。しかしよく使う第一軍は「これ好き」チームから選抜となるのは必然かwww

またものは増えてしまったが、(そうなのよ。そこが本当に問題)
でも、『これ好き』を身の回りに置くことはとても幸せなことだと思う。

そこにはときめきがあるから。
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