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お久しぶりです [観る(舞台・映画・絵画 他)]

東京オリンピック直前の東京(一部ではもう試合は始まっているけれど)
猛暑です。
アスファルトの照り返しが半端ない。

通常35.8〜36.2の体温が、商業施設に入る時必ずある非接触型の体温計では36.7とか8とかが表示されておりました。

今日は久々に会うお友達と八月大歌舞伎の一部を観劇。
比較的お客さんの平均年齢が高い歌舞伎座。ものすごく感染対策に気を使っています。
場内は飲食、私語一切禁止(飛沫防止)。

演目は中車さんと松緑さんによる「あんまと泥棒」猿之助さんが6変化を見せる「蜘蛛の宿直噺」

前者、分かりやすい二人芝居。一見貧乏暮しだが金貸しをするほどお金を溜め込んでいるあんま(中車さん)の元に入った泥棒(松緑さん)が、結局あんまの嘘に同情して、最後2朱をくれてやるという噺。悪役二人なのに何やら可愛くてユーモラスな演目でした。
影絵のような始まり方も印象的でした。

2朱って現在価値に直していかほど調べてみますと1両が16朱。
1両を13万円とすれば、1万6千円くらい?
「これで仏壇買いな」って、2朱じゃ買えない価格な気もするけれど、ポンとあげるにはなかなかの金額だったというわけか。

20分の休憩を挟みお次は「蜘蛛の絲〜」
ドンデン返しの扉を使い勢いよく消えると思えば、天井からくるりと登場したり、頭から飛び込んで(滑り台を滑って)消え、あっという間に着替えて登場。びっくり展開の6変化。
猿之助さん、魅せる、魅せる。達者、達者。衣装も髪型も時にはメイクもガラリと変わる。短時間に裏ではどんだけ走っていることか!
そして息も上がらず涼しい顔での登場。役者だねぇ。

豪華な衣装に、早変わり、蜘蛛の糸(投げテープ)出しては投げ出しては投げ、ジェットコースターのような展開に最後まで目を離さず観てしまいました。
黒衣(黒子)さん5人(?)も大活躍。蜘蛛の糸を投げられた傍からくるくると丸めて回収して懐へ(演目上やたらと投げる)、小道具受け渡し、衣装の直しを手伝い、右へスタタタ、左へスタタタ。休む暇なし!こんなに忙しい後見を見るのは初めてかもw
この人たちの仕事は凄い。表にいてもいないことというお約束ごとの上に成り立つけれど、実際、この人たちがいないと舞台は円滑に運ばないのだから。

「ワクチンより効く御薬(みくすり)!」とか社会事情を挟んだり、出演者の名前を全部入れた言葉遊びで笑わせ。華やかで、コロナ禍の不安を忘れるひと時でした。

満足、満足。面白かった!
感染対策のための座席数を減らしての上演は、実際、興行的に厳しいものがあるでしょう。
それでも工夫を重ね続けていく姿に、「頑張れ!」と応援した気持ちが膨らみました。

11時〜13時とちょうどお昼時に重なる時間帯の上演だったため、終演後はすぐにお昼を食べに。
穴子屋さんへ。ところが、久しぶりで道に迷ったw 銀座の細路地を入った長屋にその店はあるのです。
期間限定の穴子の湯引き刺身がついた箱飯を注文。ふっくらとした煮穴子がやはり美味しいわ〜

その後はゆっくりとお茶でもということで、向かったのがはまの屋パーラーの帝国ホテルプラザ店。
有楽町店より場所柄割高ですが、ゆったりしています。お店の雰囲気もまた違う方向性で面白い。

はまの星さんへいく道すがら、ちょうど話題にしていた京都の老舗金平糖屋さんを発見。
東京のお店の商品は京都のお店の展開とは全て違うらしい。
例えば、苺やブドウの金平糖は京都店にもあるけれど、使っている果物の品種が違うそうです。

珍しい「おはぎ」と「ピスタチオ」の金平糖を試食させていただきました。ちょうど興味を持っていたこの二つを勧めてもらい。びっくり!
おはぎの味は小豆の味が立っててとても珍しい感じはしました。が、正直、「いや別に金平糖にしなくてもおはぎ食べるよ」という感じでした(すまん)が、ピスタチオ、これは美味しいです!なんというか「ハッ!」となりました。
でも結局買ったのは「ぶどう」と「苺」だけど(爆)だってピスタチオ高かったんだもん!

お友達が、買ったりんご(王林)の金平糖を「これ買ってないでしょ」と食べさせてくれたのですが、
「香り」「味」今まで食べてた金平糖の概念が変わりました。
本当に香りよく、口に広がる果物の深く優しい味わい。今まで食べたことのある金平糖とは全く異なるものでした。
お値段も納得。

パッケージも可愛いので、プレゼントにも良さそうです。
(食べれば納得ですが)お値段は可愛くないのでw 違いの分かる方へのプレゼントにw

はまの屋さんで、のんびりおしゃべりも出来ました。
こんなご時世でソロ活ばかりだったけれど、なんだか久しぶりに一緒に観劇してお昼食べて、お買い物して、お茶して。
おーいいな、いいな。
なんだか休日らしい休日を過ごしたような気がする!人間、そんな時間も大切。
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余談その1:
次の予定に向かう友達と別れて向かった先はビックカメラ。
三菱一号館美術館の年パスを購入したので、この機会に単眼鏡を新調したいと思ったのですが、
前回の下見で候補は三つに絞ったのですが、今回も一つに絞りきれず、今日も見送り。

サクッと買えるものもあれば、迷うものもある。
実際の絵でも置いといてもらえばそれを見本の製品で見て判断しやすいんだけど。

余談その2:
今日ご一緒した友達に「(このblog用の)掲示板なくなってる」と教えてもらいました。
うわー。その存在忘れてた!
見ると。あら。ほんと。終了してた(爆)

ログ保存も出来ないままサービス終わってしまったか〜(いや実際は予告もあったらしい。気づくの遅すぎるだろう)
しかしながら14年も無料でお借りしていましたので、感謝しかありません。

別所で新しいBBSを借りて早速設置しましたが、細かい設定とかどうやったっけ。この用語の意味ってなんだっけ。状態。興味があった時は、ものすごい勢いで吸収出来ていた脳が、もう干からびて入っていかない。
それどころか弾くようなイメージ。何かに阻まれている〜。

webに上げて、タグで引っ張る。ソースを見て判断する。どうやったか... もう、全く忘れてる。カケラも残っていません。
もういいや。こだわらず必要最低限で行こう。

そのうち、「今日ってご飯食べたっけ?」とか言うことになるんじゃないかしら。ぞぞぞ。
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