逆効果

職場の近所に大きめ喫茶店がありまして、（ビルのワンフロア丸々喫茶店）
珍しくゆったりとした空間で、明るい店内。店員さんのトレーニングが徹底されていて、めちゃめちゃキビキビと接客する店という印象でした。（イメージとしては、背筋がピシッ！角を曲がるとき直角に曲がるようなw イメージねイメージ。）

最近、お友達が行ったとき「一応分煙にはなっているんだけど、壁はないし、禁煙コーナーもタバコの煙がすごくて！もう行かない！」って話とともに割引券をくれました。

「あそこ、そんなに酷かったかな？感じたことなかったけど。」と、思いつつ、昨日お昼に寄ってみれば、そこへつながるエレベータ1階からもうタバコの臭い。（店は２階）
あ。確かにこりゃひどいね。以前はこんなことなかった。一体どうしたんだ？

２階でエレベータのドアが開くと、あまりにタバコ臭い。うわわ。

「おタバコ吸われますか？」
「いいえ」
「こちら側の空いているお席にどうぞ」
と、言われましたが、
「こっちでもいいですか？」とメインフロアとは逆側の、一番隅の遠い席を選ぶ。空気清浄機の真横（爆）
いや〜それでも流れてくるタバコ臭。酷いなこりゃ。

しばらくすると、お隣に年配の女性が座り、「今時ありえない。知ってたら入らなかった。禁煙の個室はないの？」とお店の女性にいうと「申し訳ございません。個室はないんです。当店、喫煙目的店となっておりまして。健康増進法が改正されまして、昨年の４月から喫煙出来るお店とできないお店を分けることになりまして、それまでも分煙していて喫煙が可能だったものですから、そのまま喫煙目的店となったのです。」と、説明。

確か喫煙席60席、禁煙席70席だったはずですが、
喫煙目的店になったの！？それでか！
そりゃ却って他で吸えなくなった喫煙者も来るようになって、
喫煙者の密度が高まりこうなるわけだわ。
さらには受動喫煙を避けるため、吸わない人は避けるようになる。

こりゃお店にとっていいのか悪いのか。
嫌ならお客さんは行かなければ良いだけだけど、このモクモクの中、一日中で働く店員さんの健康に良くない気がする。
健康増進法が生んだ不健康の落とし穴。

お会計の時気付いた。レジ周りにも複数空気清浄機が並んでいる。
吸わない人からの苦情があって設置したのでしょうか。
いや〜これでも全く追いついてないですよ。

サラダもシャキシャキで美味しいし、トーストのキツネ色の美しさと言ったら！どこのトースター使っているのか知りたいくらいなのに。

残念ながら私も多分もう行かないかな。

逆にこういうお店を必要としている人もいると思う。そこは否定しない。

延長

昨晩、緊急事態宣言の延長（来月20日まで）が決定。
ただし、博物館や映画館やデパートの休業要請は緩和されるよう。

なんだかねぇ。
マスク生活も２年目に入って、
緊急事態宣言の繰り返しで、もう始めの頃の緊張感ないし。
頼みの綱はワクチンだけど、いつになるかわからないし。
変異株が従来型と置き換わっているし。

「人流を作るな」と言いながら、東京オリンピックはどうしても開催したいようだし。

一体、いつ収束するのでしょうね。