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その釜、侮れない。 [作る(手芸・料理 他)]

『峠の釜めし』(お弁当)の器で豆苗を育ててましたが、そろそろ終了するかと器を洗い
干すために裏返すと。実用新案登録番号がある。
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そうそう。この益子焼の器って実用新案取ってるんだよねぇ。

「この器で、一人前のお粥がちょうどよく美味しく作れる。」と教えてくれたのは、学生時代の学生部長さんだったなぁ。(遠い昔)
とはいえ、まだこれでお粥を作ったことはない。
焼きプリンを作ってみたいなぁという野望があったのだけど(野望なのか)それもまだ試してない。

ここは一度シンプルにご飯炊いてみるかと炊いてみました(詳しくは釜飯の販売元荻野屋さんのHPをご参照ください)

おこげは不要なので少し水多めで、火加減も変えて炊いてみました。
(私の炊き方はスタートからして違うのですが、蓋して強火5分、蓋吹きこぼれないくらい開けてごく弱火で5分、蓋ほんのちょっとだけ開け弱火3分、蓋を閉めて10分以上蒸らしたって感じ。自分用メモ)
ちなみに今日のお米は山形県産のつや姫です。
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いざ、実食!
あ。これ、美味しい。いい感じの水分。
しかも、釜を直火にかけていたので、温かさが続き、中のご飯が冷めないので2杯目も温かく食べられました。(ええ。すみません。朝から2膳食べちゃいましたよ)
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お米が良いのか、釜が良いのか、炊き方が良いのか(自画自賛)

まずは釜から検討してみますかね。と、J-PlatPatでこの番号を検索してみると
まずは実用新案権者は荻野屋さんではなく、(株)つかもとさんでした。
ふむふむ。この釜を作っている会社ですね。きっと。

そして驚くべき事実が。
この釜の名称が「陶器製釜飯容器を利用した水栽培用鉢」

そう!なんと!植物の水栽培のために再利用することを始めから想定した釜だったのです!
うわー。まさに豆苗栽培で使っていたのは考案者の理想に適った使い方?

こちらの会社、この釜の他にも釜飯容器の実用新案を二つ持っていて、
一つは芳香剤容器、もう一つは植木鉢として再利用出来るという発明でした。
へーーーーーー。
芳香剤?確かにテラコッタ製の芳香剤用容器ってあるかもしれない。釜飯の釜のイメージからはちょっと遠いけどw

美味しく炊ける釜として優秀なうえ、
違う用途で使えたり、応用が効くってすごいなぁ。
と、思った朝でした。
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