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ツボにくる [見つける(日常・散歩・旅)]

本日はバーナーワーク教室からのお出かけ。

バーナーワークは色のついたガラス棒を文字通りバーナーの火で柔らかくして色々なものを形作るわけですが、
こちらの教室では、その色そのものをほぼ使わない。
先生は職業作家さんで、教えてくれる時は一般人用に手順をかなり簡単かつ単純にしてくれるのですが、それでも1色出すのに5色くらいを重ねたりする。
濃い色を一旦違う色で打ち消してさらに色を重ねていき、時にはそれを細く伸ばしてカットし、何本かで組んでさらにそれを伸ばしてというものすごーく手間がかかる作業を繰り返し出てくるその色は元の色とは全然違う、複雑でかつ自然な色として存在してくる。

「ここでこの色を噛ませると違いが出てきます」と、言われたその色は最終的に出来た品をマクロ撮影し、更に拡大してみると、「嗚呼なるほど。確かにここに出てきている」という違いで、肉眼ではほぼ分からない様な違いへのこだわり。

簡単にしようと思えばいくらでも簡単に出来るが、どこまでこだわるかと言うところが出来たものの違いになってくるんだなぁと言うことが最近わかってきた。(わかってきたが、いつも失敗ばかりですけどね私)

これって色々な場面に通じる気がする。
作り方を学ぶだけでなく、気持ちの持ち方も教わっている感じ。
姿勢というのかな。

そして、個展などで先生の本気作品を観る時感じるのですが、
「後に残った時に恥ずかしくないものを」という意気込みというか究極のこだわりと覚悟の上に作ってらっしゃるので、アイデアに富んだ可愛らしい作風なのに、真反対であるはずの凄み?気迫?を感じるのです。
表面で観る以上のものが語りかけてくる。もっと奥に伝わってくるのですよ。

人の心をギュっと掴む何かがある。
そこが一般人と作家さんとの作品の違い。ただ楽しい。それだけでは到達できない世界なんだなぁ。

***
さてと。終わったあと、お友達と合流して、神田明神へ行ってきました。
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まずはお参り。
なんと、手を合わせているその先の神殿では結婚式が行われていました。
白無垢に綿帽子。なんとも雅な古式ゆかしい美しいお式の真っ最中。
しかも三三九度中とは。
なんとも絶妙なタイミングでしたねw

前回来た時との違いを感じ、なんだろうとキョロキョロ。
神馬のあかりちゃんの見事なお家が新築されてました。朱塗りの神社風。豪華ね!
本人、いや、本馬はお散歩中で不在でした。残念。

その後、お昼ご飯を食べて、池袋東武で行われている昭和レトロな世界展へ。展示&即売って感じかな。
昭和、長かったからねww 幅広いですね。その中でも扱っているのは...そうね。1960年、いや、1970年台以降のものが多かったかな。
その時代を知っている人達は懐かしがり、若い世代には新鮮らしく、大盛況でした。

まーでも、家は築50年超。そのまま昭和レトロだからなぁ〜(水まわりや電化製品等は入れ替わったけれど)
昭和レトロが懐かしいというより、現在進行形の我が家ですwww

見終わったあとは、昔懐かしい感じの固めのプリンのプリンパフェをば食べて帰ってきましたw
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